藤田のブログ

医療における選択権、医療スタッフの責務など考えたことをまとめます。

PTネットから抗議メールが来ました

前回PTネット自身が自分の作った規約を破っているという趣旨の記事を書いたところ、PTネットから記事の削除依頼が来ました。

 

 問題となっている記事

medical-select-free.hateblo.jp

 

メールを要約すると

規約に反する場合「掲載しない」ではなく「掲載しない場合がある」と表記してある、そのため掲載してもしなくても規約不履行ではない

よって「PTネットが規約不履行」という記事は事実と違う誹謗中傷であり、削除を要請する

削除しない場合、営業妨害・損害賠償・名誉毀損などで法的手段をとる

 とのことです。

 

私としましては、PTネットがセミナー掲載において不透明で恣意的な選別を行っているという事実を指摘しただけであり、規約違反という表現が不適切であれば弁護士と相談の上正しい表記に書き換えますが、それ以外の事実はそのまま残したいと思っています。

事実の指摘を残す理由は以下の通りです。

・事実を指摘するのは法に抵触しない

・事実を公開するなと要請することは公序良俗に反する可能性がある

・不明瞭な基準で掲載されるセミナーが決まっていると、セミナーを選ぶ側の不利益になる

つまり、このまま無言で削除するとPTネット側が私に圧力をかけたという形になってしまい、PTネットさんに迷惑がかかります。そのため、クリーンな方法で解決を図りたいと考えています。

 

 

 

また、繰り返しますが、私の目的はPTネットの不透明な経営を糾弾することではありません。安易なPTの起業を推奨することでもありません。

 

PTの起業や経営には前例がないため、知らないうちに法に抵触する行動をしてしまうケースもあるかもしれません。また、病気の方に診断無しで安易に施術など行うことで事故や怪我など起こしてしまうかもしれません。

どのようにホワイトな経営をしていくか、どのように安全な技術を提供するか、明確なガイドラインのようなものを作っていくことはできないかと考えています。

 

とりあえずは、PTの起業ガイドラインβ版のようなものを作り、wikiのように皆でアイデアを出し合って修正していく場所をつくれれば、と考えています。

全員のアイデアが全て正しい基準となるわけではないと思うので、β版をそのままガイドラインとして使うのは現実的ではないと予想していますが、叩き台としては適切ではないでしょうか。

 

また、公平なセミナー告知サイトに関しても、まずは掲載規約を設けずに無差別に掲載するサイトを作ってみようかと考えています。いろいろとアイデアをいただきましたので、それも後日紹介したいと思います。

 

 

私も整体院の通常経営、PT向けのセミナー開催といろいろと仕事がありますのですぐにできるかどうかは分かりませんが、少しずつ進めていきたいと思います。

 

最後もう一度書きますが、

私は特定の団体を中傷したいわけではありません。セラピストにとってよりよい環境を作りたいだけです。

また、PTの起業は推進しますが、医師法に抵触するようなPTの診断権の擁護やPTという名称を使っての保険外診療を推進しているわけではありません。

法律上の振る舞いや、事故防止活動も重要ですが、リハビリの受け手である方々のための多様な受け皿を作ることが一番の目的です。

 

なにぶん前例の少ない分野ですので、不適切な用語など今後もあるかもしれませんが、単純な知識不足ですので他意はありません。指摘していただければ幸いです。